春雷  詩:n uma 編曲:n uma

どこぞの真理の泉から すくってきたものをあげよう
手垢にまみれたもんだから もう本当の水じゃあないだろう

急いておしのけることをせず ぴぴぴと嘯いて追いこされ
あれよのあれよのまたあれよ 光の矢の様に流れてく

ごろりとぴか 春雷 ぴか 春雷 あ 光ったな
ごろりとぴか 春雷 ぴか 春雷 あ きれいだな

歪なわたしの獣道 歪なわたしのこの轍
生えくるもの皆菌類で まるで春の夕の雨の様

僕には流れはみえなくて あるいはあなたにも見えなくて
過ぎ行くもの皆尊くて それがわかる今も過ぎ去って

ごろりとぴか 春雷 ぴか 春雷 あ 光ったな
ごろりとぴか 春雷 ぴか 春雷 あ きえちゃったな



春というのはいろいろお別れとかがあってそれがすごく嫌で嫌で仕方がなくて、毎年厭世的な気分になる。でも、春雷に対しては「雨がくるなぁ」ってすこし嬉しいどきどきも感じる。
たぶんその「どきどき」は別れと反対にやってくるであろう「出会い」のどきどきでもあると思う。春は無言だが経験で人は「うきうき」と「うつうつ」をいったりきたりする。
嬉しさと憂鬱さ。そんな気持ちがいったりきたりしているうちに春も過ぎてゆくし、別れの寂しさも和らいでいく。
そして気がつけば梅雨の嫌な湿った雨にかわっているわけだ。だからn umaは梅雨がきらいで春雷が好きだ。そんな気分の唄です。
この曲は詩もあわせて1時間ほどでできた曲。ながく曲をつくっているとこういうこともあるのかもしれない。